若者が主役となって未来の益城町をつくる

熊本・益城町の文化祭「マシフェス in はぴねす」開催レポート

2018年7月28日(土)、熊本県の益城町保健福祉センター「はぴねす」で、益城町未来トーーク主催のイベント「益城町の文化祭 マシフェス in はぴねす」が開催されました。2016年の熊本地震で被災した益城町の高校生~30代の若者たちが中心となり企画された本イベントに、日本ユニシスグループ代表取締役社長の平岡昭良と当グループのアンバサダーを務める歌手の倉木麻衣さんが特別ゲストとして参加し、地域の皆さんと共に町の復興を盛り上げました。

明るく元気な益城町を知る文化祭

今回の「益城町の文化祭 マシフェス in はぴねす」では、全国の音大生を中心としたオーケストラ集団「Mother Earth Project」によるスペシャルヒットメドレー、元ホークス投手で奪三振王のタイトルを取った新垣渚選手による甲子園・プロ野球の舞台裏の秘話、ワンピースマニアによる「熊本復興とワンピース」をテーマにしたトークショー、6月に台湾で2.5万人を集めたよしもと所属YouTuber藤原麻里菜さんの無駄づくり展、飛び入り参加OKの「益城を愛してる-1グランプリ」、熊大ましきラボの復興写真展など、盛りだくさんの企画が催されました。

また、地元商店を中心としたマルシェが40店舗ほど出店し、グルメやアクセサリーなどを販売しました。夏休みの自由研究や思い出づくりにぴったりの、ドライフラワーやオリジナルTシャツ、ホバークラフトをつくるワークショップも開催され、子どもから大人まで楽しめるイベントとなりました。

子どもたちがホバークラフトづくりにチャレンジ

午前の部の目玉となったのは、日本ユニシスグループが株式会社リバネスの協力を得て提供した、小学生向けワークショップ「こども実験教室」です。益城町の小学生高学年が集まりホバークラフトのつくり方を学ぶもので、実験教室や出前授業などの教育サービスを手がけるリバネスの研究者4人が先生役を務めました。

東京から駆け付けた日本ユニシスグループ代表取締役社長 平岡昭良と、当グループのアンバサダーを務める歌手の倉木麻衣さんの挨拶に続き、いよいよホバークラフトづくりのスタートです。ホバークラフトとは空気の力で浮揚し、水上や平坦な地面を進むことができるボートに分類される乗り物ですが、「生き物の仕組みも取り入れている」「なぜ浮き上がるのか、算数や理科の力で知ることができる」といった先生の説明を受け、子どもたちのワクワクとする胸の高鳴りが伝わってきます。

実際、その取り組みは真剣そのものです。「空気が抜けないようにした」「バランスを取るのが難しかった」「プロペラがとても大事なことが分かった」など、子どもたちはさまざまな工夫を凝らしました。そして「飛行機や船など、ほかの乗り物にも自然の力が役立っている」「気になることを探して自然の仕組みを知ろう」といった先生の言葉に、子どもたちは科学やものづくりに対する興味をますます深めた様子です。

平岡社長も「これからはコンピュータを使うことでもっと面白いものをつくれるようになります。そういったことに興味がある人は、将来ぜひ日本ユニシスに来てください(笑)」と、しっかりアピールを忘れません。

実験教室の最後では、日本ユニシスのAR(拡張現実)アプリ「Myboo」を使った東京の子どもたちからのビデオメッセージを紹介。これを受けて益城町の子どもたちから、8月に東京でも開催された「夏休みこども企画」でホバークラフトづくりに参加する小学生に向けてビデオメッセージを撮影し、「両面テープを貼るときは隙間ができないように、しっかり貼るといいです」など、“先輩”としてアドバイスを送りました。

そして倉木麻衣さんからも「子どもたちの目がキラキラ輝いていてステキでした。今回の実験教室がものづくりに興味を持つきっかけになればうれしいです」という言葉をいただき、子どもたちも保護者も一同大喜びでした。

自らの言葉で町の魅力を全力PR

午後には、今回のイベントのメイン企画として「益城を愛してる-1グランプリ」(ましきをあいしてるわん・ぐらんぷり)が開催されました。益城町役場の田上恵美さん、益城町未来トーーク代表の戸上雄太郎さん、倉木麻衣さん、平岡社長をゲストコメンテーターに迎え、「益城町の好きなところ」や「益城町で取り組んでいること」を地元有志のグループがそれぞれ1分以内で自由にプレゼンするという、益城愛に包まれたPR大会です。

発表内容は、益城町の魅力の再発見や、益城町で頑張っている人たちの想いや活動が伝われば何でもオーケー。発表では、仮設住宅で益城プリンを販売する岡本商店さんが、震災後、益城町の多くのお店が苦労を乗り切って頑張っている姿を見てほしいとアピールしたほか、小さなお子さんのいるママ3人組が自費で制作した「益城町の子育ておでかけマップ」を紹介するなど、さまざまなグループが益城町への想いを、愛情いっぱいにアピールしました。

参加グループのうち2グループに、ユニシス賞として、倉木さんと平岡社長からディズニーのぬいぐるみが贈られ、受賞者は歓喜に沸きました。

各賞の発表のあと、倉木さんから「益城町未来トーークの皆さんが話していた『こんな益城町にしたい』という想いが、1つ1つ形になっていることにうれしくなりました。ヒマワリのように明るい、世界中から愛される町になってほしいという気持ちでいっぱいです。私も音楽を通じてたくさんの人に益城町のことを発信し、いつか皆さんと一緒にライブで楽しみたいと思います」というコメントが贈られました。

最後に代表曲の1つ「chance for you」をアカペラで歌っていただき、今回の「益城町の文化祭 マシフェス in はぴねす」は、大きな感動に包まれながら幕を閉じました。

震災の傷痕が残る中、未来に向けて頑張っている益城町の皆さんを勇気づけたい、という想いで2016年から始めた活動も、今年で3年目。今回も、温かく迎えていただき、多くの方に楽しんでいただきました。継続することは、とても大事なことです。日本ユニシスグループは、これからも頑張っている皆さんを応援していきます。

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