バドミントン日本代表として優勝! あらためて振り返る東アジア3連戦

日本ユニシス実業団バドミントン部の5選手にインタビュー

ジャパンオープン(2018年9月11~16日)、中国オープン(同年9月18~23日)、韓国オープン(同年9月25~30日)と、東アジアで開催された2018年国際バドミントン選手権大会3連戦において、日本代表として参加した日本ユニシス実業団バドミントン部の選手たちは、見事に優勝を成し遂げ大活躍しました。優勝した5人の選手に3連戦の振り返りと、今後に向けての課題や意気込みなどを伺いました。

ジャパンオープン、中国オープン、韓国オープンの
3連戦を振り返って

――ジャパンオープンから中国オープン、韓国オープンの3連戦お疲れさまでした。そして見事な戦績を収められ、おめでとうございます。まずは今回の勝因から聞かせてください。

【女子シングルス】
奥原希望(韓国オープン優勝)

奥原希望(以下、奥原) 実はあまり勝敗は気にしていなくて、それぞれの会場やシャトルの条件の中で「相手は何をしてくるかな」「では、自分はこうしよう」と、相手とどう駆け引きして戦うかを考えて試合をしていました。無心に“目の前の1球”に集中していたことが、韓国オープンの優勝につながったのかなと思います。

遠藤大由(以下、遠藤) 今回の3連戦では、1つでも多く試合をすることが目標でした。そうした中で、すぐにプレーの修正ができたのがよかったと思っています。

渡辺勇大(以下、渡辺) 僕も同じで、1つでも多く勝てるようにという気持ちでモチベーションを高めていました。試合を重ねていく中で、課題や意識の共有がうまくできたことが韓国オープンで実を結びました。

高橋礼華(以下、高橋) ジャパンオープンは1回戦で負けてしまって、とても悔しい気持ちになりました。でも「まだ2週試合が残っている」「まずは中国オープンで挽回しよう」という気持ちで挑みました。その勢いが韓国オープンにも続きました。このようにあまり深刻にならず、リラックスして1試合1試合と思って試合できたのがよかったです。

松友美佐紀(以下、松友) 今回の3大会に限らず、どの試合でも練習してきたことがどれだけ通用するのかを楽しむようにしています。高橋さんと同じで、リラックスして試合に臨んだことが中国オープン、韓国オープンの優勝につながりました。

――3連戦を総括して、自身としてどんな成果がありましたか? あるいはどんな課題が明らかになりましたか?

奥原 風が吹く広い会場での戦い方はとても難しいのですが、いろいろ試しながら試合をしたので、対処できることが増えてきました。

遠藤 連続でポイントを取られるなど、まだまだ試合の出だしが悪いのが課題です。

渡辺 結果としてはまずまずの成績でしたが、簡単なミスもあり、遠藤さんとのコンビネーションの向上もさらに必要だと思っています。

高橋 自分なりに評価できるのは、レシーブでとても我慢できたことです。また、レシーブからの攻撃がすごくよかったです。

松友 自分のやりたいことが少しずつできるようになりました。半面、まだまだ自分の思い描くプレーには程遠いので、これからも成長していきたいと思っています。

韓国オープンで優勝した奥原希望選手。決勝ではツァン・ベイウェン選手と戦い2-1で勝利した。中国オープンではベスト4、ジャパンオープンでは準優勝だった

ハードな連戦を乗り越えるための
自分流の気分転換方法は

――連戦の緊張が続く中で、どのように気分転換や息抜きを行ったのでしょうか? また、各国での印象深いエピソードがあれば教えてください。

【男子ダブルス】
遠藤大由、渡辺勇大(韓国オープン優勝)

奥原 3週間で14試合を戦い抜いて、前までは感じなかった疲労があり、あらためて連戦は心身ともにハードだなと思いました。でも、3週目は韓国で日本と街の雰囲気が似ているところもあり、おいしいご飯とスイーツを食べたり、ウインドーショッピングをしたりして気分転換していました。

遠藤 皆と食事して話すのが息抜きの方法でした。中国でよく行った日本レストランの和食、韓国のカルビタン、サムギョプサルが本当においしかったです。

渡辺 僕の気分転換はホテルの部屋での映画観賞です。いつもの遠征と特に変わらず、楽しめましたよ。

高橋 ゆっくりお風呂につかって疲れを残さないようにしていました。韓国オープンでは日本から応援に来てくださったファンの方もいて、とてもうれしかったです。

松友 スマホで漫画を読んだり、動画を見たりしました。試合の数こそ多いのですが、あっという間に時間が過ぎるのでとても幸せでした。

――皆さんは異なる種目(女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス)で戦っていますが、それぞれの種目に対する思い、醍醐味、苦労などを教えてください。

奥原 女子シングルスということで、当然ながら何もかも自分1人でやらなければいけません。誰も助けてくれないので……。でも、すべて自己責任で、自分次第で試合が決まるところがはっきりしているのはよいところですね。

遠藤 男子ダブルスの醍醐味は、なんといってもスピード感です。一方、たった1つのミスで、簡単に相手に流れを持っていかれるのが苦労するところです。

渡辺 僕はまったく苦労したことがありません(笑)。楽しいから強くなりたいと思いますし、強くて速い男子ダブルスの中で、頭を使ってどのように勝っていくのか考えるとワクワクします。

高橋 女子ダブルスは、2人のピークを合わせるのが難しいのですが、逆にいえば2人がしっかりかみ合ったときは、とても強い力を出せます。

松友 多くの優勝を重ねてきた歴代の先輩方に少しでも追いつけるように、私たちペアも背伸びせず頑張っていきます。

韓国オープン決勝戦では、遠藤大由・渡辺勇大組が保木卓朗・小林優吾組との日本人対決を2-1で制し優勝した

応援してくれる方々に感謝
さらなる高みを目指して頑張ります

――皆さんをいつも応援している日本ユニシスグループのステークホルダー(社員、家族、パートナー、お客さま、地元・江東区にお住まいの皆さまなど)に向けたメッセージをお願いします。

【女子ダブルス】
高橋礼華、松友美佐紀
(中国オープン優勝、韓国オープン優勝)

奥原 いつも応援やサポートをありがとうございます! これからも今までと変わらず、私らしく全力でバドミントン競技と向き合い、世界に挑戦していきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします! 機会があれば、ぜひ観戦に来ていただけるとうれしいです。

遠藤 さらに上を目指して頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

渡辺 いつも応援してくださる皆さまのおかげで、韓国オープンで優勝することができました。さらなる高みを目指して向上心を持ち、日々の練習に励んでいきたいと思います。

高橋 これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張りますので、引き続き応援していただけたら本当にうれしいです。

松友 皆さまの温かいご声援がとても心強く、感謝の気持ちでいっぱいです。これからまだまだいろいろなことがあると思いますが、今後とも応援していただけたらうれしいです。

韓国オープン決勝戦では、高橋礼華・松友美佐紀組が福島由紀、廣田彩花組を2-0のストレートで下して優勝。1週間前の中国オープンでも優勝し、2週連続の優勝となった

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